RSウイルス感染症は、呼吸器系の感染症で特に2歳までの乳幼児に 感染すると重症化する恐れがあります。
RSウイルス感染症とは、どういう症状で予防法や
治療法などをまとめてみました。
RSウイルス感染症の症状
冬の時期に感染が多く、
基本的な症状としては、咳や痰、鼻汁、発熱で風邪とよく似た症状である。
乳幼児が感染すると風邪と違うのは、咳が酷くぜいぜいという咳をするのは、ほぼRSウイルスと思われる。
検査を受けた方がいいでしょう。
潜伏期間は4~5日で通常は、1週間ほど全治には要する。
RSウイルスが風邪と最も違うのは、重症化すると気管支炎や肺炎にまでなってしまう。
1~3%の人はさらに重症化し、多呼吸になってくると入院が必要になってくる。
RSウイルス感染症には、大人も感染します。
ただ、大人の場合は風邪程度の症状と考えてください。
RSウイルス感染症の治療
RSウイルス感染症には特効薬はありません。
解熱剤や鎮咳去痰薬、気管支拡張薬などを症状に合わせて使用します。
発熱によって脱水症状を起こすことがありますので水分補給はこまめにするようにしてください。
RSウイルス感染症の感染経路と予防
感染経路は、飛沫感染と接触感染です。
接触感染とは、咳やクシャミで飛ばされたウイルスがついているところを
触ったりすることで感染する。
通常は、咳やクシャミで飛ばされてウイルスは30分程度は感染力を持ちます。
ですから、咳をする場合は家の中でも家庭内感染を防ぐためにマスクをすることを
お勧めします。
保育園や人ごみの多いところなどでは、感染力が強いので、
冬の時期は避けることが望ましいです。
また、他の感染症でもいえることですが、
手洗いやうがいは、外出後は必ずするように心がけることが重要です。