ロタウイルスは、6か月程度の赤ちゃんから2歳ぐらいの乳幼児が感染することが多く。
感染すると下痢や嘔吐、発熱などの症状が3~9日続く。
子供にはかなりひどい症状が現れることもある。
これについては、予防接種もあるのだが、
果たして予防接種の必要性はどうか?
ロタウイルスとは
ロタウイルスは、6か月程度の赤ちゃんから2歳ぐらいの乳幼児が感染することが多い。
ロタウイルスはほぼ100%が経口感染であることから、
手洗いやうがいが予防法としては最適だある。
アルコール消毒は、効果がないため次亜塩素酸ナトリウム液での消毒が必要である。
流行は冬で、症状としては、激しい下痢であるが、白色の下痢が特徴的である。 ロタウイルスと見分けるにはこの症状が最もわかりやすいでしょう。
その他、嘔吐や発熱も激しいので経口補水液などで水分を十分にとる事が望ましい。
気を付けなければいけないのは、合併症で脳炎、髄膜炎、脳症、ライ症候群、ギラン・バレー症候群、出血性ショック脳症症候群などの 中枢神経に影響を及ぼす。
特効薬的な治療方法はない。下痢止めは回復を遅らせたり症状を悪化させる恐れがあるため、 通常は使用しない。
ロタウイルスに感染しているかどうかは、便の検査ですぐに判明する。
ロタウイルスの予防接種の必要性は?
予防接種、ワクチンの接種は生後6週から経口接種可能で4週間間隔で2~3回接種します。
先程、特効的な治療法がないと書きましたが、その割には症状が重症化する事がありますので、 予防接種(ワクチン)は、接種した方がいいです。
WHO(世界保健機関)でも子供が接種する重要なワクチンという見解を示しています。
予防接種の費用ですが、自費負担となり1回1万円~1万5千円必要で、それが3回と かなり高額になります。