鶏の卵に限らず一般的に卵の形はどんな形だと思いますか?

一般的に私たちが普段見るのは、お店で売っている鶏の卵やうずら卵ですね。

でも、例えば爬虫類のトカゲや、それに両生類のカエル、魚類のイクラなどの卵は円形のものがほとんどです。

鶏やうずらなどの鳥類は、楕円形にです。

しかも、一方は尖がったような形でもう一方は尖がっていない鈍角のような形です。

このことからもわかるように、一般的に鳥類は楕円形の卵の形、
所謂、卵型といえます。

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なぜ、鳥類の卵はあのような形なのか?

では、鶏の卵は卵型なのでしょうか?

鳥類は、一般的に卵の形は卵型です。

其れはなぜかというと、卵やまだ小さな雛は弱い存在であり
外敵に襲われると一溜まりもありません。

ですから、鳥類は卵や雛を育てる巣を作る場所を選びます。

ではどこに作るのか?
それは、木の上や崖の上などに卵を孵化したり雛を育てる巣を作るのです。

そうすることによって、卵や雛を外敵から守ります。

ただ、ここで1つ問題点が出てきます。
それは、高いところに巣を置くことは外敵から卵や雛を守るのには
良い場所なのですが、高いところから落ちるというリスクも伴います。

それを防ぐために卵は、球状ではないのです。
卵型なら転がっても遠い場所に転がっていくことはある程度防げます。

試しに、鶏の卵を転がしてみてください。
普通は、元の場所に戻ってくるように転がります。

鶏は、空を飛んだりしませんが鳥類ですね。
しっかりと鳥類の特徴を受け継いでいると思われます。

卵の形は鳥の種類によっても違う!

同じ卵型でも鳥によって卵型の形が違うのです。

最近の研究では、なぜ卵の形が違うのかがわかってきました。

まずは、結論から言いますと
「空を飛ぶ能力が高いほど細長くて、尖がったような卵の形になる。」

私たちの身近で見る鳥の卵と言えば、鶏やうずらですが、
鳥の卵の形は、鳥の種類と同じぐらいあると言ってもいいのでしょう。