高齢者のドライバーによる事故が社会問題になっています。

長年運転してきた高齢者ドライバーにとって、免許返納は自分の足を
と取られたようなものに感じるのかもしれません。

認知症でも運転している実態とは?

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認知症でも運転している実態


田舎に暮らしている高齢者は、特に病院や買い物には自動車で行きます。
それこそ80歳、90歳でも現役で運転しています。

実際、私の親戚の85歳の男性も田舎で高齢夫婦の二人暮らしで
車で買い物に行かないと仕方がない状況だと聞いたことがあります。

もちろん、周りの家族や地域住民までもがその危険性を理解しているが
免許返納を強制することもできない。

高齢者の人権にもかかわる問題と思います。

私も高齢ドライバーだった父を持っていたので、
わかりますが、家族にすれば事故が起きる前に免許を返納したほしいのですが、
なかなか思うようには免許返納してくれません。

高齢になるほど頑固になるから免許に固執するということもあると思います。

しかも、信じられませんが高齢者はベテランドライバーたという意識が強いので
運転に自信があるらしいのです。

長年運転しているからだと思うのですが。

しかし、前出の私の父などは免許返納こそ事故がきっかけで返納しましたが、
免許返納した後は、「少しほっとした。」と言っていました。
やはり、どこかで自分でも運転に自信がなかったようです。

免許返納で生活が不便になることが怖かったみたいです。

とは言え、最近の子供を巻き込んだ事故は見るに堪えません。
多いのが、朝の投稿時の小学生の列に高齢者の車が突っ込んだという事故です。

こんな事故があるから、小学生を持つ親は気が気ではありません。

池袋の事故で免許返納率が2倍になった地域は?


兵庫県の丹波地域では、免許の返納率ですが池袋の事故がきっかけで2倍になりました。

やはり、池袋の事故で全国的に高齢者の運転が問題になって、
家族や高齢ドライバー自身が自覚したのではないでしょうか?

兵庫県の丹波地方は、都会と比べると交通の便が悪い地方で、
高齢者の運転が問題になっている地域でした。

免許返納したドライバーの中には94歳という高齢ドライバーもいたということです。

高齢ドライバーの問題は、行政と地域が一体となって考えていかなければいけないと思います。

たとえば、高齢者向けのタクシーやマイクロバスを買い物や通院に利用しやすいように
整備するとか、予算もかかる問題ではありますが、地域の住民を守るためにも
早急に対策してほしいものです。